青い花の布団

つかいこなせてません

言語は、人間同士が発話したりテクストを読むなどのコミュニケーションのために使われる。その際には言語を発する側の主体的な人間になることも、すでに相手によって組み立てられた言語に意味を見出す受け手側になることもある。その二者間の国籍、年齢、生まれ育った地域が異なればそれぞれに正しいと考える文章の受け止め方が異なることはよくある話であるが、類似した環境に置かれている二者間においても解釈が異なることがある。その問題を、文章という大きな単位に対する解釈の違いと捉えても解決はできない為、語や形態素といった小さな単位に分けて、どの部分で認識に差異が生まれているのかということを考えることが有効である。そうして、日本語としての正確さという面で優劣があるとしても、言語を論理的に分析して互いの文法のルールを受け止めることによって相手の伝えたいことをより緻密に理解できるようになると考える。